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News.1 全日本アマ修斗選手権でフィリップ ・ムザジタワンダ・チャカヌカが優勝!!吉村 大地が準優勝!!

令和6年10月6日(日)小田原アリーナにて、主催:(一社)日本修斗協会 全日本選手権実行委員会 第30回全日本アマチュア修斗選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、堀澤 義紀選手(有永道場 Team Resolve/ストロー級)、吉村 大地選手(有永道場 Team Resolve/ウェルター級)、フィリップ・ムザジタワンダ・チャカヌカ選手(有永道場 Team Resolve/ライトヘビー級)の3名が出場し見ごたえのある試合を展開した。

堀澤選手は初戦で惜敗したが、フィリップ選手が優勝、吉村選手が準優勝し、有永道場 Team Resolve の底力を見せてくれた。

優勝の金メダルを手に、笑顔を見せるフィリップ選手!

フィリップ選手の初戦、積極的にパンチで仕掛け間合いを詰めて組み合うと、浴びせた倒してマウントを取りボディパウンドを打つ。後半に入り上下が入れ替わると、固いガードポジションでしのぐ。終了間際にパスされたが、主導権を握った時間が長く、判定勝ちで決勝に進んだ。

決勝戦1R:ジャブからの強烈な右ストレートと右フックでプレッシャーをかけると、たまらず相手選手がタックルを仕掛ける。これを切ってバックを取ると、相手の動きに合わせてマウントを奪いボディパウンドを浴びせる。続く2Rもパンチで攻め込み、寝技でもマウントを奪いパウンドを上下に打ち分けて主導権を譲らず、初出場初優勝の快挙を成し遂げた!

 試合の合間に笑顔を見せる吉村選手。ウェルター級決勝戦で連勝記録が途絶えたが、選手層の厚い階級で快進撃を続け、価値ある準優勝を遂げた!

吉村選手の初戦、強烈な打撃を警戒したのか、相手選手は打ち合いに付き合わず、タックルを仕掛けて金網に押し付ける。吉村選手はテイクダウンされるたびに上手く立ち上がり、組み合った状態から細かいパンチと膝蹴りを返す。終了間際にはタックルに合わせてフロントチョークを仕掛ける。吉村選手の打撃と相手選手のテイクダウンとで評価が分かれたが、2−1のスプリット判定をものにして2回戦へと駒を進めた。続く2回戦もタックルでテイクダウンされたが、すかさずバックを奪うと流れるように腕十字固めの体勢に入る。ここは上手くしのがれスタンドに戻る。相手選手は再びタックルを仕掛けるが、上手く対応してバックを奪うとスリーパーホールドで一本を奪った。準決勝では序盤にテイクダウンを許しサイドを取られたが、上手く体を入れ替えて立つ。後半に入ると吉村選手が投げでテイクダウンしマウントを奪う。体を入れ替えられた後、三角絞めの体勢を作る。中盤以降、ペースを握った吉村選手が判定勝ちで、決勝戦に進んだ。

3分2Rで行われる決勝戦:両選手ともにキレのある打撃が交錯し、見ごたえのある試合になる。吉村選手はテイクダウンされた後も、上手く対応してスタンドに戻す。2Rに入り吉村選手がパンチでダウンを奪う場面もあったが、相手選手もすぐにタックルを仕掛ける。寝技でも攻守が入れ替わる好試合はドローになり、延長ラウンドに入った。延長戦ではやや疲れが見えた吉村選手が、相手選手の強烈はパンチを浴びてしまい、無念のKO負けとなった。ここで吉村選手の連勝街道はストップしたが、ここまで著しい成長を見せてくれた。まずはしっかり怪我を癒して、次の目標を定めてもらいたい。

 試合直前の堀澤選手

堀澤選手は打撃の探り合いから片足タックルを仕掛け、相手選手を金網に押し込む。投げられて下になると、相手のパウンドに合わせて三角絞めをセットする。一進一退の攻防だったが、終了間際に三角絞めを脱出した相手選手がパスして、袈裟固めに入る。惜しい判定負けになったが、大和魂を見せてくれた。

 今回も佐藤ルミナ先生のジムにお世話になった。佐藤先生、いつもありがとうございます!

 当日の朝、出発前におどけるフィリップ選手と堀澤選手

 会場で吉村選手と合流

 有永道場 Team Resolve から、2名が決勝戦に進む快挙を成し遂げた!

 決勝戦を前に集中するフィリップ選手

 決勝戦前の吉村選手。メンタル面も上手くコントロール出来たようだ。

フィリップさん、優勝おめでとうございます!吉村君、準優勝おめでとうございます!引率された宮崎先生はじめ、サポートされた皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、佐藤ルミナ先生はじめ、この大会を主催された修斗関係者の皆様にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。

News.2 新極真中国大会 一般男子上級の部で後藤 冬羽が準優勝!!

壮年部Cで三善 泰洋が念願の優勝!!

令和6年9月22日(日)広島県立総合体育館小アリーナにて、主催:新極真会広島支部 第41回全中国空手道選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、後藤 冬羽選手(一般男子上級の部)、佐本 孝憲選手(壮年部B/45歳以上〜55歳未満)、木花 煌選手(中学1年男子軽重量級/55kg未満)、井上 紗選手(中学2年女子軽量級/47kg未満)の4名が出場し、後藤選手が激闘の末、決勝に進出し準優勝した。佐本選手、木花選手は初戦で、井上選手は2回戦(準決勝)で敗退したが、それぞれの持ち味を発揮した。

また壮年部C(55歳以上)に出場した三善 泰洋(無所属)が、念願の優勝を遂げた。

 準優勝のトロフィーと賞状を手にする後藤選手

後藤選手は初戦で今井 海斗選手(新極真会広島支部)と対戦した。試合開始から激しく打ち合う。後藤選手の右の中段廻し蹴り、大きく右に回りこんでからの突きが有効打となり、本戦判定勝ちで2回戦に進んだ。2回戦ではモーリシャスからの刺客、ムハンマド・アリー・ムジャ・ヒード・ラルマモード選手(新極真会)と闘った。168cm 68kg の後藤選手に対し、ムハンマド選手は182cm 87kg とサイズが一回り以上違う。後藤選手はフットワークを駆使して早い出入りと回り込みを生かしてペースを取ろうとする。リーチを生かしたムハンマド選手の強烈な下突きに、下がる場面もあったが、終盤に多彩な蹴り技から、このところ威力を増した突きで応戦し、本戦で判定をもぎ取った。

準決勝には高校生のホープ、金乙 道輝選手(新極真会広島支部)が上がってきた。広島練成大会で苦杯をなめた相手だ。雪辱を果たすべく試合場に上がる。両選手ともにスピードあふれる技を繰り出し、好試合になるが本戦中盤以降、金乙選手が直突きの連打で後藤選手を押し込み主導権を握る。だが一瞬の隙をついた後藤選手の後ろ廻し蹴りが、金乙選手の頭部にヒットして技有りになる。この後、金乙選手が猛攻をかけたが、技有りを取った後藤選手が逃げ切り、決勝に駒を進めた。細身ながら切れ味抜群の金乙選手の突きは、凄まじかった。辛勝した後藤選手にとって、突き対策は今後の課題になるだろう。

決勝戦では同じく高校生の有力選手、濱野 宙選手(新極真会広島支部)と対戦した。濱野選手の持ち味は、変則気味の構えから、上下に打ち分ける突きの連打と膝蹴りだ。試合開始早々、後藤選手の胸骨にダメージがあると見た濱野選手が、猛然と突きの連打を仕掛けて技有りを2本取り、合わせ一本勝ちで優勝を成し遂げた。

この大会に向けて、厳しい稽古を続けた後藤選手の活躍は評価に値するが、同時に課題も見えてきた。年下のライバルたちに、追いつき追い越すためには、さらなる努力が必要だろう。まずは休んで怪我を癒してから、次の目標に向かって稽古に励んでもらいたい。

 ウォーミングアップでミットを打ち込む佐本選手。壮年部屈指の実力者、佐本選手はボクシング仕込みの突きの連打で激しく打ち合うが、相手選手の強烈な内股蹴りで何度か崩されて初戦で惜敗した。

 モモちゃんの付き添いで、試合を待つ井上選手。初戦は左右のステップを使いながら、中段廻し蹴りと中段突きの連打を駆使して、本戦判定勝ちで準決勝に進んだ。準決勝でも好試合を展開したが、上段前蹴りで技有りを奪われてしまい、ここで涙を呑んだ。

 試合前にリラックスした表情を見せる木花選手。スピードあふれるコンビネーションが持ち味だが、この日は空回りして初戦敗退となった。残念な結果だったが、この大会に向けて、道場の誰もが認める努力を続けてきた。ここからは、自ら考えることも必要だろう。

 念願の優勝を成し遂げた直後の三善選手。壮年部Cは2名のみの出場で、いきなりの決勝戦となった。得意の左の内股蹴りと右下段廻し蹴りを放つ三善選手に対し、渡辺 賢治選手(新極真会広島支部)は突きの連打で応戦し前進する。前半は渡辺選手のペースになったが、後半に入り逆に三善選手が突きの連打で前に出始める。ここから最後まで前に出続けた三善選手が、見事優勝した。

 会場に到着、応援に駆けつけた仲間たちと、試合場へと向かった。

 山口先生、大田先生らとアップを行った。

 道場の友人たちが、緊張をほぐしてくれた。

 準決勝前の金乙選手(写真右)と後藤選手。この笑顔の後、凄まじい試合を展開した。

 この日、初めての試し割りに臨んだ!

 宇部道場の高校生、真玖君と。いざ決勝戦へ!

 決勝戦を終えて、優勝を成し遂げた濱野選手と健闘をたたえあう。

 濱野選手と試合後の挨拶を終えると、これまでの努力が脳裏によぎったのか涙が溢れ出した。準優勝した後藤選手を中心に、道場の仲間たちと。

 後藤選手、三善選手とともに

 宇部道場の仲間たちも祝福した

冬羽(ツバサ)君、三善さん、おめでとうございます。佐本さん、紗ちゃん、煌君、お疲れ様でした。松本先生、大田先生、中川先生、金重先生はじめ応援に駆けつけていただいた皆様、保護者の皆様、大変ありがとうございます。勝った選手も負けた選手も、課題が見えたと思います。そこをしっかり見据えて、今後の稽古に励み、さらに成長していきましょう。最後になりましたが、新極真会広島支部の大濱師範はじめ大会関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 押忍

 

Nwes.3 ADCC HIROSHIMA:小山 丈太郎が優勝/小山 朝太郎が準優勝!!

廣島フリーファイト5:美野 博也が健闘!

令和6年9月15日(日)広島グリーンアリーナにて、ADCC JAPAN HIROSHIMA OPEN が開催された。この大会に山口有永道場から、小山 丈太郎選手(有永道場 Team Resolve/Boys 11 to 14 Years Old (BEGINNER)/-36kg)と小山 朝太郎選手 (有永道場 Team Resolve/Boys 11 to 14 Years Old (INTERMEDIATE)/-45kg)の2名が出場し、それぞれグラップリング技術の成長の証を見せた。

 試合前にリラックスした表情を見せる丈太郎選手

丈太郎選手の初戦、高速タックルで仕掛けると、流れるようにバックを取り、すかさずスリーパーホールドの体勢を作り一本勝ちした。続く準決勝も両足タックルでテイクダウンを奪う。相手のガードが固く、次の展開が作りにくかったが、上からプレッシャーをかけ続けて、時に肩固めを狙う。終盤、パスすると体勢を入れ替える相手選手に合わせて、三角締めをセットする。ここで終了となり、判定勝ちで決勝に進んだ。決勝戦でもタックルで先手を取り、テイクダウンすると上からプレッシャーを掛けてパスガードする。相手の動きに合わせて、バックを奪うとスリーパーホールドで一本勝ちし、見事優勝を手中にした!

 会場入りし、ストレッチをする朝太郎選手(手前)

準決勝からの登場となった朝太郎選手の初戦は、テクニシャン同士の対戦となった。足関節の取り合いから始まり、めまぐるしく攻守が入れ替わる展開に目が離せない。互角の攻防だったが、終盤に相手選手の三角締めを崩した朝太郎選手がパスガードに成功して、判定勝ちで決勝に駒を進めた。続く決勝戦では、引き込んでからの足関節狙いで朝太郎選手が仕掛けるが、パスを許してしまい絞め技で、無念の一本負けとなった。だが練習の成果を十分見せてくれた。堂々の準優勝だ!

 前日計量をパスした両選手。翌日に試合を控え、やや緊張した面持ちだった。

 ご存知、守り神のシウバくんを手に、決勝戦に臨む丈太郎選手

 表彰式でポーズを取る丈太郎選手。スピードあふれる試合を見せてくれた。

 表彰台でガッツポーズをする朝太郎選手。足関節技の仕掛けに成長が見られた。

丈太郎くん、朝太郎くん、おめでとうございます!引率された麻生さん、小山さん、大変ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を運営された関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

令和6年9月15日(日)シシンヨーオークアリーナにて、主催:中国アマチュア修斗委員会 認定:日本修斗協会 廣島フリーファイト5が開催された。この大会に山口有永道場から、美野 博也選手(有永道場 Team Resolve/ルーキートーナメント バンタム級)が出場した。初戦で敗れたものの積極的に仕掛け続けて健闘した。

 会場入りし、試合に備える美野選手

試合開始後、打撃からタックルと積極的に仕掛けたのは美野選手だった。序盤を優勢に進めたが、中盤、寝技で上を取られてしまい、後半は相手選手に主導権を握られ、惜しくも判定負けとなった。だが、積極的に仕掛け続ける姿勢は、これからの成長につながるだろう。

 セコンドについた柴村君と

 八嶋君のアドバイスを受ける。美野選手にとって悔しい敗戦になったが、この大会を糧にさらなる稽古に励んでもらいたい。

美野君、お疲れ様でした。引率された宮崎先生はじめ、八嶋君、柴村君、大変ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を主催された修斗関係者の皆様に、この場を借りて心から御礼申し上げます。

 

News.4 山口道場:審査会で鍛錬の成果を見せる!

宇部道場:籾山 真玖が10人組手完遂!

令和6年9月8日(日)維新公園武道館にて、山口道場 昇級審査会を行った。受審した小中学生たちは、いつにも増して真剣に培った技を見せてくれた。

 この日、3名の男子中学生が、審査を受けた。いずれも上級者らしく、キレのある技を繰り出した!

 審査会開始前、水を得た魚のように走り回って遊んでいた子供たち。それも子供の成長にとって、大切なことだ(^^)

 同じ小学校の3年生トリオが笑顔で!

 女の子も頑張った(^^)

 審査会終了後、みんなで掃除に取り組んだ。このまま飛んで帰るそうだ?

 審査会終了後に、受審者を中心に。大谷先生と佐藤先生に、手伝っていただいた。最近、道場内で密かに流行っている?親指と人差し指の上にあごを乗せるポーズは、ジョージ君の真似なんだそうだ?!

この審査会をきっかけにして、これからも少しずつ成長できるように頑張りましょう!手伝っていただいた先生方はじめ保護者の皆様、大変ありがとうございます。

 

同日、宇部道場でも審査会を行い、高校生の籾山真玖が満を持して初段を受審した。10人組手は長丁場だ。実力者相手に被弾率を下げるため、フットワークに磨きを掛けて挑んだ。押し込まれる場面もあったが、最後まであきらめず、見事10人組手を完遂した!

 10人組手終了後に、組手の相手を務めた仲間たちと一緒に。この審査会を足がかりとして、さらに成長してもらいたい。

真玖君はじめ審査を受けられた宇部道場の皆様、お疲れ様でした。宮崎先生はじめ手伝っていただいた皆様、保護者の皆様、大変ありがとうございます。

News.5 新極真九州大会 松本 卓也が3位入賞 悲願のトロフィー授与!!

令和6年8月18日(日)福岡国際センターにて、主管:新極真会福岡支部 第37回全九州空手道選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、松本 卓也選手(壮年3部軽量級/50歳以上59歳以下/70kg以下)が出場し、ブロック大会での悲願の入賞を果たしトロフィーを手中にした。

 会場入り後、道場の中学生からの応援メッセージを手にして微笑む松本選手

シードの松本選手は2回戦からの出場となった。少しずつ緊張が高まり、いつもどおり体が動くか気にするそぶりも見せたが、試合が始まると自分の間合いを保ち主導権を握る。中間距離で試合を進めるため、下がりながら的確な下段廻し蹴りを外内に蹴り分ける。左右の前蹴りも効果的だった。松本選手のペースで試合が進んだが、下がり続けた印象が悪かったのか2−1で本戦、引き分けになる。延長戦では接近戦での打ち合いとなり、下段廻し蹴りを蹴り続けた松本選手が判定勝ちした。続く準決勝も果敢に攻め続け好勝負となるが、本戦後半に相手選手の下突きが有効打となり、惜しくも判定負けとなった。決勝戦には進めなかったが、長年挑戦し続けたブロック大会で悲願の入賞を果たした!

 北九州の整骨院で働く吉田 啓心君が合流し、松本選手をサポートしてくれた。この大会に出場する十数名の選手が、治療やケアに来るため応援に駆けつけたそうだ。啓心君自身が空手やバスケットボールで好成績をおさめているため、選手の状況を自分の経験と照らし合わせながら把握してサポートに生かしている。

 アップ終了後の松本選手。初戦が65試合目になったため、やや待ちくたびれたようだったが、ベテランらしく調整した。

 試合直前の松本選手。徐々に緊張が高まる。

 準決勝進出を果たし啓心君、新幹線で駆けつけた三善さんと

 松江さんも喜んでくれた!

 準決勝を前に、啓心君が体をほぐしてくれた。心強いサポートだった!

 3位のトロフィーを手に笑顔を見せる。※ 女子更衣室前は、ご愛嬌(笑)

 啓心君も喜んでくれた!この直後に新極真会広島支部の友人たちが、祝福に来てくれた。試合を通じて仲間が増えるのは本当に嬉しいし、かけがえのない財産だ!

松本先生、念願の3位入賞おめでとうございます!サポートしてくれた啓心君はじめ三善さん、松江さん、応援していただいた多くの皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を主催された新極真会の緑代表はじめ大会関係者の皆様に、この場を借りて心から御礼申し上げます。 押忍

News.6 T.T.F CHALLENGE vol.10 脇坂 智太郎 東京決戦で惜敗!

令和6年8月16日(金)練馬 Coconeri ホールにて、主催:TRIBE TOKYO M.M.A 『T.T.F CHALLENGE vol.10』が開催された。この大会に山口有永道場から、脇坂 智太郎選手(グラップラー脇)が出場したが、一歩およばなかった。

TTFC ライト級(70.3kg)5分2R 延長1R:後藤 亮(TRIBE TOKYO MMA)VS グラップラー脇(有永道場 Team Resolve)

試合会場に着き、気合を入れるグラップラー脇選手

グラップラー脇選手、後藤 亮選手ともに、組み技を得意とする。お互い打撃の探りあいから、脇選手がタックルを仕掛ける。これをしのいだ後藤選手が投げでテイクダウンすると、脇選手は下からアームロックや逆三角締めを狙う。後藤選手は首を抜くとすかさずマウントを取り、パウンドを浴びせる。たまらず亀になった脇選手に、後藤選手はパウンドを追撃してバックからスリーパーホールドを決めた。1R4分24秒。後藤選手の一本勝ちとなった。

台風が接近する中開催された嵐の東京決戦は、脇選手にとって悔しい敗戦となった。ここまで限りある時間を割いて、やるべき稽古を続けてきた。その心意気は後輩たちの良き規範になっている。まずはゆっくり体を休めてもらいたい。

 しっかり栄養を取り、試合に備えた。減量から、いかに回復するかも重要だ。敗れたとはいえ東京遠征での経験は、道場の後輩たちにとっても糧になる。

 試合前にセコンドに着いた麻生さんと、関節技の最終確認をする

 試合直前に集中する脇選手

 今まで培ったことを思い出すと悔しさがつのる。だが、やるべきことはやった。まずはゆっくり休んでもらいたい。

脇坂君、東京遠征、大変お疲れ様でした。セコンドを務めた宮崎先生、麻生さん、大変ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を運営された関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

News.7 山口県OPEN KARATE TOURNAMENT 久保 明日香が準優勝!!

令和6年7月28日(日)下松スポーツ公園トラックワンアリーナにて、主催:勇気会 第2回山口県OPEN KARATE TOURNAMENT が開催された。この大会に山口有永道場から、久保 明日香選手(小学6年生女子クラス/40kg未満)が出場し、持ち味のステップと回転のいいコンビネーションを駆使して準優勝した。

 会場入りして笑顔を見せる。お父さんとの二人三脚で、稽古を続けている。

 初戦を前にリラックスした表情を見せる久保選手

久保選手の初戦、重たい下突きで前に出ようとする相手選手に対し、左右のステップを止めず、突きの連打から廻し蹴りにつなげる。本戦中盤、久保選手の狙いすました左上段廻し蹴りがヒットし、技有りとなり判定勝ちで決勝戦に進んだ。続く決勝戦では一回り体の大きな選手に食らいつく。本戦後半に入り、横蹴り気味の前蹴りをもらい技有りを取られてしまうが、ここからもあきらめずに力を出し切った。決勝戦は惜しくも判定負けとなったが、実力を発揮しての準優勝だった。

 初戦を終えて笑顔を見せる久保選手。リラックスして臨むことが出来た。

 準優勝の賞品を手に笑顔を見せる。

上位の大会に進むにつれて、努力どおりの結果が付いてくるとは限らないが、ここまで培った力は、かけがえのない経験になっている。この大会をきっかけに、さらに上位を目指すことになるだろうが、楽しむ気持ちを忘れずに一歩一歩進んでもらいたい。道場に帰れば多くの後輩がいる。これまでの経験を生かして、後輩たちに声を掛けてもらいたい。

明日香ちゃん、準優勝おめでとうございます。引率された森川先生、久保さん、ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を主催された上川先生はじめ大会関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

News.8 ドリームフェスティバル 木花 煌が新極真の壁に阻まれる!

アマ修斗四国選手権 波多野 鉄士が僅差の判定負け!

令和6年7月20日(土)・21日(日)東京体育館にて、主催:新極真会 カラテドリームフェスティバル2024国際大会 が開催された。この大会に山口有永道場から、木花 煌選手(中学1年生男子軽重量級/55kg未満)が出場した。フルコンタクト空手界最高峰の場でしのぎを削るべく、厳しい稽古をこなしての参戦だったが、初戦で涙を呑んだ。

 会場入りした木花選手。調子は悪くなかったが、新極真の層の厚さに跳ね返された。

木花選手の初戦:両選手ともに攻防一体のバランスの良い展開が続く。木花選手が交差法で軸足を狙う場面も見られたが、中盤、相手選手の上段前蹴りがヒットし技有りになる。取り返すべく、積極的に上段に廻し蹴りを繰り出す木花選手だったが、後半、一瞬の隙を突かれて回転胴廻し蹴りをもらってしまう。これも技有りになり、無念の合わせ一本負けとなった。

このレベルでは努力が報われるとは限らないが、この大会に向けての努力が無になるわけではない。道場に帰れば屈指の実力者だけに、負けた経験は後輩たちへの指導や、思いやりを持った声かけにつながるはずだ。これからも稽古を楽しみながら、一歩一歩成長してもらいたい。

 ビッグミットを積んで、東京まで車で駆けつけた山口先生と。アップから試合後まで、サポートしてくれた。

 道場名と選手名が入ったTシャツを着て、アップを行った。

 試合直前の木花選手。緊張もあったが、試合に飲まれることはなかった。

 山口大学で学び、山口有永道場で稽古したブラク君(写真右端)が、台湾の極真道場を運営するジョニー先生(写真左端)を紹介してくれた。ジョニー先生の生徒も一緒に。

 ジョニー先生の高校生の生徒も一緒に

煌くん、お疲れ様でした。大舞台での経験は、貴重なものです。少し休んだら、また楽しく、そして時に厳しく稽古を続けましょう。後輩たちの規範となって、引っ張って下さい。山口先生、木花さん、会場では大変お世話になりました。最後になりましたが、新極真会の緑代表はじめ大会関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 押忍

 

令和6年7月21日(日)高松市総合体育館 第2部道場:柔道場にて、主催:(一社)日本修斗協会四国選手権実行委員会 2024年度アマチュア修斗四国選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、波多野 鉄士選手(有永道場 Team Resolve/ライト級)が出場した。強い気持ちで積極的に仕掛けたが決定打を奪えず、僅差の判定で惜敗した。

 計量をパスして、笑顔を見せる波多野選手

シードだったため2回戦からの登場となった波多野選手の試合は、打撃の探りあいから始まった。波多野選手が下段廻し蹴りを仕掛ければ、相手選手も下段を返し、パンチを繰り出せば、パンチのリターンが来る展開になる。状況を打破するため波多野選手が、飛び二段蹴りで仕掛ける場面もあったが、大きな差が出ない。組み合ってからは波多野選手が投げを試み、相手選手は首相撲から膝蹴りを繰り出す。相手選手のストレートを被弾すると、波多野選手は大振りの右フックで前に出る。1−2のスプリットデシジョンで、波多野選手が涙を飲んだ。

強い気持ちと、強力なフィジカルがあるだけに、今後の成長に期待したい。組んでからは得意の投げにこだわりすぎずに、タックルで展開を作ることも必要ではないだろうか。また打撃では一発を狙いすぎずに、2発目、3発目につなげる技術も学んでもらいたい。瞬発力があるだけに、踏み込みが鋭くなれば、先手を取りやすくなるだろう。これからが楽しみな選手だ。

 このメンバーで徳島へと向かった。

 計量前に、これ見よがしに食事を取る柴村君(笑)この後は献身的にサポートした!

 宮崎先生がレフリーなどで忙しい中、八嶋君と柴村君が、波多野選手を支えた!

 お茶目な一面を見せることも(^^)

 猛稽古に励んだだけに、悔しさが募る。少し休んだら、目標を持って稽古を続けていこう!

波多野君、大変お疲れ様でした。引率された宮崎先生はじめ八嶋君、柴村君、ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を運営された修斗関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

News.9 プロ修斗 TORAO 33

シヴァエフがTKO勝ちで新人王トーナメント決勝に進出!!

打威致が上段廻し蹴りで衝撃のKO勝ち!!

令和6年7月14日(日)広島市/BLUE LIVE HIROSHIMA にて、主催:TORAO NATION STATE 認定:インターナショナル修斗コミッション プロフェッショナル修斗公式戦広島大会 [TORAO33]が開催された。この大会に山口有永道場から、水田 大智選手(打威致)と柴村 拓弥選手(シヴァエフ)が出場した。元世界ランカーの渡辺選手と対戦する伸び盛りの打威致選手が、メインイベントに抜擢され、シヴァエフ選手は持ち前の打撃に磨きを掛けて、新人王トーナメント準決勝に臨んだ。

フライ級(-56.7kg)5分2R

渡辺 健太郎(直心会生野道場TK68)VS 打威致(有永道場 Team Resolve)

2024新人王トーナメント2回戦 ライト級(-70.3kg)5分2R

KENZO(BURST)VS シヴァエフ(有永道場 Team Resolve)

 開会式で声援に応える打威致選手。隣には、この日グラップリングの試合をした、レジェンドの宇野薫選手の姿が見える。

1ラウンド開始から、打威致選手、渡辺選手ともにフットワークを駆使しながら、打撃で仕掛ける。重たいパンチが持ち味の渡辺選手に、若い打威致選手のスピードがどこまで通用するかが焦点になる中、打撃で牽制した打威致選手が、早い低空タックルで仕掛けるが、これを渡辺選手が切る。打威致選手はすかさずスタンドに戻し、再びリズムを取る。打威致選手の打撃で、後方にバランスを崩した渡辺選手が前に体重を戻した瞬間を見計らって、打威致選手の早い右上段廻し蹴りがクリーンヒットしダウンとなる。追撃に移る前にレフリーが試合を止め、衝撃のKO勝ちとなった!抜群のセンスを見せつけた打威致選手の次の対戦相手は、いよいよランカーだろうか。急成長を続ける打威致選手の、今後が楽しみだ!

 鋭い視線をKENZO選手に送るシヴァエフ選手

ケンゾーコールとシヴァエフコールの大合唱が交錯する中、お互いアグレッシブに技を仕掛ける好勝負となる。1R:シヴァエフ選手が右下段廻し蹴り、右上段廻し蹴りで仕掛けると、KENZO選手はパンチを合わせる。シヴァエフ選手もジャブ、左フック、右アッパーで対抗し、KENZO選手のパンチをガードとバックスステップでかわす。壁際の攻防でバックを取られる場面もあったが、寝技の攻防では上から鋭いパウンドを落として、主導権を譲らない。中盤で見せた飛び膝蹴りも効果的だった。シヴァエフ選手有利のまま、1ラウンド終了。続く2R:KENZO選手がプレッシャーを掛けて前に出る。下がりながら蹴りを返すシヴァエフ選手に、KENZO選手がタックルを仕掛けると、これを切ったシヴァエフ選手が側面から強烈な鉄槌パウンドを浴びせる。ここでレフリーが試合を止めて、シヴァエフ選手がTKO勝ちし、新人王トーナメント決勝戦へと駒を進めた。右アッパー、打ち終わりのガード、ディフェンスで使うバックステップなど、打撃技術の成長が著しい。決勝戦への期待が膨らむ一戦だった!

 宮崎先生、ハンマー先輩、上田先生、マサヤ君がセコンドについた!

  今大会も、上田カイロプラクティックの上田先生がサポートした。試合前、道場の仲間たちに『両選手ともに絶好調』と伝わった。

 徐々に気持ちを高める

 試合を終えて同級生のマサヤ君と。打威致選手の勝利者インタビューの間、感極まって思わず涙を流すマサヤ君の姿が印象的だった。

 勝利者インタビューで、決勝戦に向けての決意を語るシヴァエフ選手。

 試合後、ハンマー先輩にバンテージをはずしてもらう

  見事な勝利の後、宮崎先生と笑顔でおさまる

  試合後に会心の笑顔で。有永道場 Team Resolve の底力を見せてくれた!

 試合後に渡辺選手と健闘をたたえあう。試合を受けてくれた渡辺選手の男気に感謝します!

 応援に駆けつけてくれた彼女と。惚れ直したに違いない(^^)

 試合を終えて、応援に駆けつけた仲間たちと。打威致選手、シヴァエフ選手の熱闘に、大歓声が巻き起こった!

セコンドを務めた宮崎先生、上田先生、ハンマー君、マサヤ君はじめ、応援に駆けつけてくださった皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を運営された修斗関係者の皆様に、この場を借りて心から御礼申し上げます。

News.10 アマ修斗中国選手権 吉村 大地が連勝更新で優勝!!

令和6年6月23日(日)宇部市武道館にて、主催:(一社)日本修斗協会中国選手権実行委員会 2024年度アマチュア修斗中国選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、堀澤 義紀選手(有永道場 Team Resolve/ストロー級)、堤 誠悟選手(有永道場 Team Resolve/バンタム級)、藤崎 陽平選手(有永道場 Team Resolve/フェザー級)、吉村 大地選手(有永道場 Team Resolve/ウェルター級)の4名が出場し、吉村選手がデビューからの連勝を7に伸ばして優勝した。他3名の選手は早い回で敗れはしたものの、持ち味を見せて健闘した。

 優勝のメダルを掛けて、記念撮影する吉村選手

準決勝の相手が欠場したため不戦勝で、いきなりの決勝戦になった。アマ修斗デビューから、ここまで負け無し6連勝の吉村選手が、さらに連勝を伸ばすかが注目された。伸びのある打撃は、すでにアマの域を脱している。この半年程で、組み技の技術も向上し、このところ持ち味の打撃がさらに生きている。決勝戦、1R:打撃の探りあいから組み合うと、投げを打ち上を取ったのは吉村選手だった。マウントを奪うと腕十字を狙うが、防御される。スタンドに戻ると、今度は相手選手に投げられるがパスは許さず、スタンドに戻す。パンチをヒットさせ組み合うと、今度は吉村選手が小手投げでテイクダウンして、マウントになる。吉村選手が主導権を握ったまま、このラウンドが終了した。続く2Rは鋭いジャブとストレートをヒットさせ、試合を支配する。投げで上を取ると、強烈なボディパウンドでプレッシャーをかける。両ラウンドともに吉村選手が取り、連勝を7に伸ばして優勝した!

 会場入りして計量を待つ堤選手(写真左)と藤崎選手

堤選手の初戦、テイクダウンを許すものの、すかさず足関節をセットする。ここから粘り強く足関節を狙い続けたが、上を取られた時間が長くなり判定負けとなった。負けはしたものの、この大会に向けて稽古を続け打撃技術も向上している。まだ伸び白は十分だ。今後の活躍に期待したい。

藤崎選手はベテランの持ち味を存分に見せてくれた。初戦、引き込んでから足関節をセットすると、足関と下からのパウンドでプレッシャーをかけ、一瞬の隙をついてカーフスライサーで一本勝ちした。続く2回戦、打撃から組み付きテイクダウンを狙うが、防御されて威力のある打撃を返される。テイクダウン出来ないと見た藤崎選手は、打撃に付き合い後半、手数でペースを取り返したが、終了間際に投げを打たれてテイクダウンを許してしまう。2-1の僅差の判定で敗れたものの、技術力の高さを示した。

 今大会でも熱き戦いを繰り広げた堀澤選手(写真中)

45歳でなおも修斗に挑戦する堀澤選手は、今回もアグレッシブに攻めた。打撃、タックルと先手を狙うのは、常に堀澤選手だったが、寝技で支配される時間が長く、惜しくも初戦敗退となった。

 会場入りして、仲間とリラックスする堤選手。良き仲間との絆は、かけがえのない財産だ!

 宮崎先生、大智君を伴い堀澤選手、いざ出陣!

 試合直前の吉村選手。リラックスして臨めたようだ

 多くの道場生、関係者がスタッフを務めてくれた。皆の協力が無ければ、大会は運営できない。

 計量前に笑顔を見せる吉村選手と堤選手

 心臓マッサージをしているわけではありません(笑)

 写真右から堀澤選手、吉村選手、今回はスタッフを務めた次期エース候補の一人、波多野君

 大会を終えて選手を中心に。いつものように、試合も大会運営も一丸となって臨んだ!

吉村君、改めて優勝おめでとうございます。藤崎さん、ゴッツさん、堤君、素晴らしい試合をありがとうございます。宮崎先生はじめ手伝っていただいた道場関係者の皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、佐藤ルミナ先生、大内先生はじめ遠方から来られた修斗関係者の皆様に、この場を借りて心から御礼申し上げます。