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News.1 2025秋季(第38回)山口県下各道場交流試合開催!!

令和7年10月19日(日)維新大晃アリーナ武道館(維新百年記念公園)にて、主催:山口有永道場 協賛:株式会社マーシャルワールドジャパン 2025秋季(第38回)山口県下各道場交流試合を開催した。

この大会に12流派148名の選手が出場し、熱戦を繰り広げた。山口有永道場からは19名(山口道場10名/宇部道場9名)が出場し、それぞれの持ち味を発揮して健闘した。

 小学1・2年生女子の部入賞者 武田選手が中段膝蹴りを駆使して、決勝戦を制した。

優勝:武田 沙羽(山口有永道場) 準優勝:伊東 文花(叡心会) 3位:伊藤 樺音(新極真会) 4位:古石 美杏(叡心会)

 小学1年生男子の部入賞者 古賀選手が底力を発揮して優勝した。

優勝:古賀 然(兼清流) 準優勝:佐々木 涼斗(叡心会) 3位:木場 葉月(拳心館) 4位:石川 歩(叡心会)

 小学2年生男子の部入賞者 決勝戦は中西選手のスピード VS 柳井選手のパワーが交錯するレベルの高い攻防となる。持ち前の連打とステップで、中西選手が接戦を制した。

優勝:中西 洸稀(新極真会) 準優勝:柳井 悠詩(護心流長迫道場) 3位:河野 由虎(拳心館) 4位:石川 礼(叡心会)

 小学3・4年生女子の部入賞者 安定した実力を発揮して、藤井選手が優勝した。

優勝:藤井 聖(新極真会)準優勝:梅田 乃々葉(拳心館)3位:天田 結菜(叡心会)4位:明本 さくら(叡心会)

 小学3年生男子の部入賞者 激戦を制したのは、河崎選手だった。

優勝:河崎 力丸(叡心会) 準優勝:三好 修誠(拳心館) 3位:川原 凰毅(叡心会) 4位:原田 一(新極真会)

 小学4年生男子の部入賞者 選手層の厚いこの階級を、護心流拳友会の出場者が独占した。

優勝:淺田 泰輝(護心流拳友会) 準優勝:山本 真舜(護心流拳友会) 3位:赤瀬 慶次(護心流拳友会) 4位:近藤 徠斗(護心流拳友会)

小学5・6年生女子の部入賞者 威力のある突きから蹴りのコンビネーションを武器に、福本選手がトーナメントを制した。準優勝の日坂選手は得意の前蹴りを武器に決勝に駆け上がったが、決勝で涙を呑んだ。

優勝:福本 飛乃(叡心会) 準優勝:日坂 陽菜(山口有永道場) 3位:淺田 果(護心流拳友会) 4位:河崎 桃羽(叡心会)

 小学5年生男子の部入賞者 細身ながらリズムのいいフットワークから繰り出す鋭い蹴りと強力な下突きで、見るものを魅了した近藤選手が、この階級を抜きん出た。

優勝:近藤 巧(新極真会) 準優勝:黒瀬 玄師(新極真会) 3位:籾山 遼玖(山口有永道場宇部) 4位:田中 敢揮(叡心会)

 小学6年生男子の部入賞者 優勝した冨田選手は荒削りながら、パワーあふれる突きと中段廻し蹴りで決勝に駆け上がった。

優勝:冨田 敬心(護心流拳友会) 準優勝:円城寺 慧斗(護心流拳友会) 3位:石川 律(叡心会) 4位:平山 龍貴(日本円技眞道)

 中学生女子の部入賞者 優勝から3位まで占めた叡心会の選手が、ハイレベルな技術を見せてくれた。

優勝:米倉 杏(叡心会) 準優勝:花田 株莉(叡心会) 3位:山本 よしの(叡心会) 4位:三千田 桃香(山口有永道場)

 中学生男子の部入賞者 同門の決勝戦は後藤選手の下段廻し蹴り対、佐本選手の膝蹴りの構図となる。後藤選手が圧力をかけ続けて、一年生ながら見事優勝した。

優勝:後藤 獅門(山口有永道場) 準優勝:佐本 凌馬(山口有永道場) 3位:信友 寛羽(拳心館) 4位:花田 劉斗(叡心会)

 高校生男子の部入賞者 激しい打ち合いになるが、切れ味が増した技で、上田選手が優勝した。

優勝:上田 新大(山口有永道場宇部) 準優勝:香月 維心(日本円技眞道)

 女子部入賞者 スタミナに優る光野選手が瀬戸山選手を退け、同門対決を制した。

優勝:光野 知葉(日本円技眞道) 準優勝:瀬戸山 菜菜(日本円技眞道)

 壮年部A(35歳以上42歳以下)入賞者 篠原選手が粘る中村選手を、突きの連打で退けた。

優勝:篠原 勇貴(新極真会) 準優勝:中村 竜三(新拳法)

 壮年部B(43歳以上)入賞者 本戦は黒瀬選手がややペースを握ったが、延長に入り回転を上げた徳久選手が優勝を手中にした。

優勝:徳久 亮(拳心館) 準優勝:黒瀬 謙亮(新極真会) 3位:吉本 康宏(周南道場) 4位:瀬戸山 洋幸(日本円技眞道)

 一般部入賞者 決勝戦は開始から激しい打ち合いになる。前半、有利に試合を進める内藤選手を、後半に入り安松選手が追い上げるが、一歩及ばなかった。ベテラン坂田選手と、空手歴の浅い兼安選手も健闘した。

優勝;内藤 督(日本円技眞道) 準優勝:安松 成己(新極真会) 3位:坂田 純浩(新拳法) 4位:兼安 惇史(山口有永道場)

入賞した選手のみならず出場者全員が礼儀正しく試合を進め、武道の素晴らしさを体現してくれた。私も含めて関係者は『礼節を重んじ、仲間との絆を大切にする』武道の素晴らしさを伝えられるよう、日々努力しなければならない。強くなった者、上の立場になった者は、初心者の気持ちを忘れずに、後進を育成しなければならない。他人を思いやる気持ちが、より良い関係を築き絆を深めていくはずだ。良き武道家になれるよう、ともに努力精進していこう。この大会が武道の素晴らしさを伝える場に、少しでもなったなら幸いだ。

大会の主役はもちろん選手だが、運営に関わる多くの方々のお陰で、無事終えることが出来た。

最後になりましたが、関係者の方々全員に、この場を借りて心から御礼申し上げます。 押忍

News.2 昇級昇段審査会 反田 義規が10人組手完遂!!

令和7年10月12日(日)維新公園武道館にて、昇級昇段審査会を行った。黒帯取得を目指して反田 義規君が10人組手に臨み、稽古の成果を見せて見事完遂した。山口大学極真空手部時代は試合を目指し、厳しい稽古に取り組んできたが、黒帯を取らなかったことが心残りだった。長いブランクの後、稽古を再開し、実に30年越しの挑戦だった。

 10人組手完遂後に、笑顔を見せる反田君。この日に向けて、オーバートレーニングを恐れず、猛稽古に取り組んだ。

 10人組手の相手を務めてくれた仲間たちと

 帯が上がるにつれて、熟練した技を見せる受審者たち

 柔軟性も大切な要素だ

 受け返しで攻防のバランスを見る

 中学生の先輩が、少年部の良き手本になってくれる

 休憩時間に明るい笑顔を見せる子供たち

 パワフルな一般部の皆様。道場を支える縁の下の力持ちだ!

 審査会後に。困難に少しずつチャレンジして、一歩一歩成長してもらいたい。この審査会を糧にして、明日からの稽古に励もう!

反田君、努力の成果を見せた素晴らしい10人組手でした。大谷先生、佐藤先生、佐本先生はじめ手伝っていただいた皆様、保護者の皆様、大変ありがとうございます。押忍

News.3 全日本アマ修斗選手権 堀澤 義紀 スプリット判定で惜敗!

令和7年10月5日(日)小田原アリーナにて、主催:(一社)日本修斗協会全日本選手権実行委員会 第31回全日本アマチュア修斗選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、堀澤 義紀選手(有永道場 Team Resolve/ストロー級)が出場し激闘を繰り広げたが、スプリット判定の末、惜しくも初戦で涙を呑んだ。

 軽量をパスし、ビルドアップした体を誇る堀澤選手

初戦、打撃の探りあいから四つ組みになり、堀澤選手が相手選手を金網に押し付けると、ダブルレッグでテイクダウンする。立ち上がった相手選手のバックを取り、再び寝技に持ち込むが、相手選手が上を取ると、すぐに立ち上がる。堀澤選手がシングルレッグで再びテイクダウンすると、サイドを奪う。立ち上がる相手選手に足関を仕掛けるが、相手選手がしのぎスタンドになる。組み技で押された相手選手は、スピードのあるパンチで主導権を握ろうとする。右ストレートからの左フックで、堀澤選手がダウンするが、すぐに立ち上がり打ち合いに持ち込む。相手選手の投げからグラウンドになると、堀澤選手が袈裟固めからマウントを取る。ここで試合終了。判定は1-2のスプリットになり、堀澤選手が涙を飲んだ。組み技で主導権を渡さなかっただけに痛い敗戦だったが、これまでの稽古の成果を十分見せてくれた。

 関東在住のタクヤ君が応援に駆けつけてくれた

 いよいよ出陣。緊張が高まる

 この大会に向けて厳しい稽古を積んできただけに、がっくりと肩を落とす。だが、男の生き様を示してくれた!

ゴッツさん、お疲れ様でした!引率された宮崎先生、応援に駆けつけてくれたタクヤ君、ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を運営された修斗関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

News.4 新極真中国大会 後藤 冬羽(一般男子上級)3位入賞!!

木花 煌(中学2年生男子軽重量級)優勝!!三善 泰洋(壮年C)優勝!!

令和7年9月28日(日)広島県立総合体育館小アリーナにて、主催:新極真会広島支部 第42回全中国空手道選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、木花 煌選手(中学2年男子 軽重量級/59kg未満)、佐本 孝憲選手(壮年B/45歳以上〜55歳未満)、後藤 冬羽選手(一般男子上級の部)の3名が出場した。3選手ともに見ごたえのある試合を繰り広げ、後藤選手が3位入賞し、木花選手が優勝した。佐本選手は惜しくも準決勝敗退となったが、持ち味を発揮して粘り強く戦った。また三善選手(無所属)が優勝した。

 3位のトロフィーを手に微笑む後藤選手

後藤選手は初戦で、ベテラン吉村 賢二選手(新極真会佐賀筑後支部)の胸を借りた。経験豊富な吉村選手を攻めあぐねる場面もあったが、スピードで圧倒し本戦判定勝ちで、準決勝に進んだ。準決勝は寺 海翔選手(晃哲會)との対戦となった。寺選手は20kg以上の体重差を生かし、強烈な左下段廻し蹴りと左の打ち下ろしで攻め立てる。後藤選手も足を使いかき回すが、パワーで押し切られて、本戦判定負けとなった。ここで涙を呑んだが、3位決定戦に向けて気持ちを切らせなかった。3位決定戦は新極真会徳島北東あわじ支部の新鋭、柏木 勇人選手との対戦となった。突きと下段・上段廻し蹴りを武器に真っ向打ち合った後藤選手が、激闘を制し3位の座を掴んだ。柏木選手にここまでの熱戦の疲れがあったとはいえ、この打ち合いでの勝利は、自信になったに違いない。

 3位決定戦後に、柏木選手、新極真会徳島北東あわじ支部の前川師範と。両選手ともに素晴らしい経験になったに違いない。

 優勝のトロフィーを手にする木花選手

木花選手の初戦:突きで積極的に前に出る相手選手に下がる場面もあったが、切れ味鋭い膝蹴りと中段突きで技有りを2本奪い一本勝ちで、決勝に駒を進めた。決勝でも持ち味のスピードを生かし、突きの連打と中段・上段に蹴り分ける膝蹴り、上・中・下に蹴り分ける廻し蹴りで主導権を譲らず、判定勝ちで見事優勝した。7月の中国練成大会(ドリームフェスティバル選抜戦 中量級)での優勝で殻を破り、一回り成長した姿を見せてくれた。

 いつも支えてくれる山口先生と

 試合前にリラックスした表情を見せる。上位の大会で勝てない時期が続いたが、たゆまぬ努力で一歩一歩前進した。ここまで見守ってくれた家族にも、感謝しなければならない。

 試合前、徐々に気持ちを高める佐本選手

佐本選手の初戦:本戦前半、一回り体が大きい時川 弘樹選手(新極真会広島支部)の突きで下がる場面もあったが、得意のレバーブローを徐々に効かせて本戦判定勝ちで準決勝に進んだ。準決勝の相手は全国大会での実績がある、松本 久貴選手(新極真会広島支部)だった。松本選手は20kgの体重差を生かして、強烈な突きで前に出る。佐本選手も突きと下段回し蹴りで、しぶとく食い下がるが、パワーの差はいかんともしがたく、惜しくも判定負けとなった。

 金重先生の持つミットで、ウォーミングアップをする佐本選手。たゆまぬ努力で培った実力だけでなく、指導力にも定評がある。

 優勝の賞状を手にする三善選手

この階級は決勝戦のみとなった。三善選手の対戦相手、石本 昇選手(新極真会広島支部)は、三善選手より20kg以上軽いが、前に出る三善選手を突きの連打で食い止める。両選手ともに突きで激しく打ち合う熱戦となったが、力で優る三善選手が突きと右下段廻し蹴りで徐々にペースを握り、優勝を手中にした。

 9月28日早朝、広島総合体育館に集合した。やや緊張した表情を見せる選手たち

 駆けつけた仲間たちとアップをこなした

 得意の下段廻し蹴りをミットに叩き込む三善選手

 吉田整骨院・鍼灸院の吉田啓心先生が、応援に駆けつけてくれた。試合前の佐本選手らのケアなど、心強いサポートをしてくれる。

 宇部道場の仲間たちと

 表彰式後に

冬羽君、煌君、三善さん、おめでとうございます。佐本さん、素晴らしい試合をありがとうございます。応援に駆けつけていただいた皆様、大変ありがとうございます。

若い二人、冬羽(つばさ)君、煌君には勝って兜の緒を締め、武道を志すものとして、後輩たちの良き手本になってもらいたいです。自らの心身の練磨だけでなく、ここまで来られたのは周りの支えがあってからこそと自覚して、これまでの恩を後輩たちに返してください。これからも仲間との絆を大切にして、ともに成長していきましょう。

最後になりましたが、新極真会広島支部の大濱師範はじめ関係者の皆様に、この場を借りて心から御礼申し上げます。押忍

News.5 アマ修斗Growing Up 07 有永道場 Team Resolve 勢が大活躍!!

令和7年9月14日(日)宇部市武道館にて、主催:中国アマチュア修斗委員会 認定:日本修斗協会 アマチュア修斗山口宇部大会 Growing Up 07 が開催された。この大会に有永道場 Team Resolve から10名が出場し、勝利を上げた選手だけでなく、惜しくも敗戦した選手も、それぞれの持ち味を発揮し日頃の稽古の成果を見せた。

勝利を上げた選手の中から、小山 朝太郎選手がビギナー修斗MVPを受賞し、福間 楓選手が いちょうの木クリニック賞を受賞した。

Growing Up 07 有永道場 Team Resolve 出場者の結果

    田坂 凪(アマチュア修斗オープントーナメント/フライ級)

KO勝ち:膝蹴り 優勝

    渡邉 智成(アマチュア修斗オープントーナメント/フェザー級)

判定負け:0-3

    山口 栄作(グラップリングビギナートーナメント/バンタム級:プレビギナー修斗ワンマッチ/ライト級)

グラップリング 一本負け:アキレス腱固め

修斗 判定負け:0-3

    京井 陽翔(グラップリングビギナートーナメント/バンタム級)

一本勝ち:アキレス腱固め 優勝

    小山 丈太郎(キッズ修斗トーナメント/キッズ6 / 36.0kg以下)

一本勝ち:アキレス腱固め 優勝

    小山 朝太郎(ビギナー修斗ワンマッチ/フライ級:2試合)

1試合目 判定勝ち:3-0 / 2試合目 判定勝ち:3-0 ビギナー修斗MVP 受賞

    上田 新大(ビギナー修斗ワンマッチ/バンタム級)

判定負け:0-3

    藤野 順(プレビギナー修斗ワンマッチ/ライト級)

判定勝ち:3-0

    小山 浩太郎(テストマッチ キッズ2ルール)

判定勝ち:3-0

    福間 楓(ビギナー修斗ワンマッチ/フェザー級)

KO勝ち:右フック / いちょうの木クリニック賞 受賞

 小山 丈太郎選手は本領を発揮し、アキレス腱固めで一本勝ちした。

 膝蹴りでKO勝ちした田坂選手。おごることなく稽古を積み重ねて、さらに強くなってもらいたい。

 MVPを受賞した小山 朝太郎選手。師である宮崎先生と。グラップリング力の向上が光った。

 右フックでKO勝ちを決めた福間選手。ここまで支えてくれた仲間たちとの絆を大切にして、心身ともにさらに強くなってもらいたい。

 兄 丈太郎選手とのテストマッチで勝利した小山 浩太郎選手。楽しく稽古を続けていこう。

 京井選手は賞状を手に、落ち着いた表情を見せた。

 会場入り後の有永道場 Team Resolve のメンバーたち。道場一丸となって、試合に臨んだ!

 アップ前に笑顔を見せる

 笑顔が緊張をほぐす

 大会終了後に

選手の皆様、大変お疲れ様でした。勝った選手も、惜しくも敗れた選手も稽古の成果を見せてくれました。遠方から駆けつけていただいた橋本先生、岡田先生、村井先生はじめ各道場・ジムの先生方、大変ありがとうございます。宮崎先生はじめスタッフの皆様、応援に駆けつけていただいた皆様、ありがとうございます。これからも道場一丸となり、一歩一歩前進していきましょう。

News.6 新極真九州大会 松本卓也が2回戦敗退も熱戦を繰り広げる!

令和7年8月24日(日)福岡国際センターにて、主管:新極真会福岡支部 第38回全九州空手道選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、松本 卓也選手(壮年3部軽量級/70kg未満/50歳以上59歳以下)が出場し熱戦を繰り広げた。

この大会に向けて厳しい稽古をこなしてきた松本選手だったが、惜しくも2回戦で敗退となった。だが1回戦、2回戦ともに延長戦となる熱戦を繰り広げて、稽古の成果を十分見せてくれた。

 毎年、千人を優に超す選手が出場する大規模な大会だ

1回戦:左右外内に蹴り分ける下段廻し蹴りを有効に使う松本選手を、相手選手が中段前蹴りで迎え撃つ。本戦は互角の展開になり、延長戦に入る。松本選手は自分の間合いを保って、下段廻し蹴りを蹴り込む。後半に繰り出した左中段廻し蹴りと中段前蹴りも有効打になる。相手選手は下がりながらも、多彩な上段への蹴り技を放つが、松本選手が主導権を譲らず2回戦に駒を進めた。

2回戦は原田昌文選手(新極真会山口中央支部)との対戦になった。本戦、膝蹴りで前に出る原田選手に対し、松本選手は下段廻し蹴りで応戦する。松本選手が突きの連打で押し返す場面もあったが、原田選手がやや優勢のまま本戦終了。0-2で引き分けとなり、延長戦に入る。松本選手は力を振り絞って下段廻し蹴りを叩き込むが、原田選手が突きの連打と膝蹴りでペースを取り延長戦を制した。

 ツバサ君が装備したミットで、アップをする松本選手

 このメンバーが松本選手を支えた

 アップを終えて集中する

 係の方に赤帯を締めてもらう。緊張が高まる瞬間だ

 稽古の成果を見せる時が来た

 初戦を勝利し笑顔を見せる松本選手

 激闘を終えて原田選手と。試合を通して友情が深まる

松本先生、今年は入賞なりませんでしたが、心を震わす熱戦をありがとうございます。まずは、ゆっくり休んで疲れを抜いてください。応援に駆けつけていただいた中川先生、大田先生、佐本さん、ツバサ君、三善さん、大変ありがとうございます。最後になりましたが、新極真会の緑代表はじめ大会関係者の皆様にこの場を借りて心から御礼申し上げます。押忍

News.7 アマ修斗 廣島フリーファイト7 小山 浩太郎が1勝1敗!

令和7年8月10日(日)ジムファイターズJUSTICEにて、主催:中国アマチュア修斗委員会 認定:日本修斗協会 廣島フリーファイト7 が開催された。この大会に山口有永道場から、小山 浩太郎選手(有永道場 Team Resolve/キッズ修斗 キッズ4 32.0kg以下)が出場し、ワンマッチを2試合行った。

1試合目:突きの打ち合いから、小山選手が両足タックルを仕掛けてテイクダウンすると、すぐにマウントを奪い腕十字の体勢に入るが、ここは相手選手がしのぐ。再度、小山選手が両足タックルを仕掛けると、テイクダウンしサイドを奪う。マウントに移行し腕十字固めの体勢に入ると、今度はしっかり決めて一本勝ちを奪った。

2試合目:突きの打ち合いから両足をタックルを仕掛ける小山選手だったが、相手選手がこれを切り、バックを奪うとスリーパーホールドを決めて一本勝ちした。

成長の証とともに、もろさも見せた内容になったが、焦らず一歩ずつ成長してもらいたい。練習を通して、仲間との絆を深めてもらいたい。楽しく続けていくことも大切だ。

 初戦を勝利し笑顔を見せる小山選手

 次兄の丈太郎君とアップする浩太郎選手

 長兄の朝太郎君も弟を支えた。後ろに柴村君の姿も見える

 試合直前に引き締まった表情を見せる

 レフリーに手を上げてもらう。一安心だろうか

浩太郎くん、よくがんばりました。これからも楽しく稽古を続けて、仲間との交流を通して大切なことを学んでもらいたいです。引率された宮崎先生はじめ小山さん、応援していただいた皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を主催された修斗関係者の皆様に、この場を借りて心から御礼申し上げます。

News.8 山口県 OPEN KARATE TOURNAMENT 久保 明日香が惜敗!

令和7年7月27日(日)下松スポーツ公園トラックワンアリーナにて、主催:勇気会 第3回山口県OPEN KARATE TOURNAMENT が開催された。この大会に山口有永道場から、久保 明日香選手(中学1年生女子クラス/43kg未満)が出場し持ち味を見せたが、惜しくも判定負けとなった。

この階級は2名の参加者だったため、いきなりの決勝戦になった。久保選手は一気に間合いを詰めると、突きの連打から得意の左の蹴り技につなげる。最後まで激しく打ち合い持ち味を見せたが、威力で優る相手選手の突きで後退してしまい、判定負けとなった。放課後はソフトボールの練習に励む中、限りある時間を有効に使い稽古を続けてきた。負けはしたが、成長した姿を見せてくれた。

 ストレッチをしながら笑顔を見せる久保選手

 お父さんとの二人三脚で、一歩一歩成長している

 試合直前に引き締まった表情を見せる。過度な緊張もせず、いい心理状態で試合に臨んだ。

明日香ちゃん、ナイスファイトでした。これからもソフトボール、空手ともに楽しみながら続けて下さい。久保さん、大変お疲れ様でした。最後になりましたが、この大会を主催された勇気会の上川先生はじめ、関係者の皆様にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。押忍

News.9 新極真ドリームフェスティバル 井上 紗・三千田 桃香・佐本 凌馬が成長を見せるも勝ち上がれず!

アマ修斗中国選手権 徳永 祐也がヒールホールドを駆使して優勝 堀澤 義紀が準優勝!!

令和7年7月19日(土)20日(日)武蔵野の森総合スポーツプラザにて、主催:新極真会 カラテドリームフェスティバル2025が開催された。この大会に山口有永道場から、三千田 桃香選手(組手・全日本/中学3年生女子 軽量級/53kg未満)、井上 紗選手(組手・全日本/中学3年生女子 軽量級/53kg未満)、佐本 凌馬選手(組手・全日本/中学3年生男子 中量級/58kg未満)の3名が出場し成長の証を見せたが、勝ち進むことは出来なかった。

 アップで笑顔を見せる井上選手

井上選手初戦:左右にステップを踏みながら、コンパクトな突きから中段廻し蹴りにつなぐ井上選手に対し、相手選手は強烈な下段廻し蹴りで井上選手をぐらつかせる。これが有効打となり、相手選手に2本旗が上がるが、本戦引き分になる。延長戦では井上選手が、下段廻し蹴りをかわすために、ステップを駆使して突きから蹴りのコンビネーションで攻め立てる。若干、井上選手の有効打が優ったかに見えたが、相手選手の積極性が評価されて判定負けとなり、ここで涙をのんだ。

 アップを終えて引き締まった表情を見せる三千田選手

三千田選手初戦:自分から積極的に仕掛けて前に出るが、相手選手のシャープな突きをまとめられて、本戦判定負けとなった。

 初の大舞台に緊張気味の佐本選手

佐本選手初戦:この大会に向けて取り組んできた膝蹴りを生かすために、突きで仕掛けて膝蹴りへとつなげるが、間合いを潰されて有効打にならない。中盤に入り、相手選手のパワーの前に後退して、本戦判定負けになった。

3選手ともに初戦敗退となり残念な結果だったが、この大会に向けて厳しい稽古に耐え成長してきた。大舞台での経験は、これからのさらなる成長の糧となるに違いない。

 佐本先生とのアップを終えて

 試合直前に

 ゼッケンナンバーは千を超える。最も選手層の厚い大会を目標に稽古に励んできた。敗れたものの、ここまでの頑張りは道場の誰もが認めるところだ。

紗ちゃん、桃香ちゃん、凌馬君、素晴らしいガッツでした。少しゆっくりしたら、また目標を持って頑張りましょう。佐本先生はじめ、引率された保護者の皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を主催された新極真会の緑代表はじめ関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 押忍

 

令和7年7月20日(日)宇部市武道館にて、主催:(一社)日本修斗協会中国選手権実行委員会 2025年度アマチュア修斗中国選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、堀澤 義紀選手(有永道場 Team Resolve/ストロー級)、徳永 祐也選手(有永道場 Team Resolve/フェザー級)の2名が出場した。徳永選手は新たな得意技となったヒールホールドを武器に、念願の優勝を成し遂げた。堀澤選手も好ファイトを繰り広げて準優勝した。

 念願の優勝を遂げて笑顔を見せる徳永選手

初戦をヒールホールドで一本勝ちした徳永選手は準決勝を判定勝ちして、決勝の舞台に立った。乗りに乗った徳永選手は、決勝戦でものびのびと闘った。打撃の探りあいから両足タックルでテイクダウンを奪うと上から仕掛ける。ここでもタイミングよく足関節の体勢に移ると、再びヒールホールドで一本勝ちして見事な優勝を勝ち取った。

 準優勝のメダルを手に、笑顔を見せる堀澤選手

激闘王の堀澤選手は初戦を判定勝ちで、決勝へと駒を進めた。決勝戦でも一進一退の激闘になり、延長戦になったが、辛くもここで涙をのんだ。

 試合を終えて笑顔を見せる両選手

 喜びを分かち合う

 いつものように仲間たちが、明るく支えてくれた。緊張がほぐれたに違いない。

祐也君、優勝おめでとうございます。ゴッツさん、準優勝おめでとうございます。この大会を運営した宮崎先生はじめスタッフの皆様、大変ありがとうございます。遠方から来られた先生方はじめ手伝っていただいた方々に、この場を借りて心から御礼申し上げます。

News.10 プロ修斗 TORAO36 打威致 またしても衝撃のTKO勝ち!!

フィリップ・SOKO デビュー戦を飾れず!

 

令和7年7月13日(日)BLUE LIVE HIROSHIMA にて、認定:修斗コミッション 主催:TORAO NATION STATE プロフェッショナル修斗公式戦広島大会 TORAO36が開催された。この大会に山口有永道場から、水田大智選手(打威致)とフィリップ・チャカヌカ(SOKO)選手が出場した。メインイベントに登場した打威致選手は得意の打撃を生かし、またしても1R衝撃のTKO勝ちを飾った。SOKO選手は先手を取られてしまい、無念のTKO負けとなった。

フライ級(-56.7kg)5分2R

打威致(有永道場 Team Resolve)VS 親川 龍(THE BLACK BELT JAPAN)

2025年プロ修斗新人王トーナメント ミドル級(-83.9kg) 5分2R

フィリップ・SOKO・チャカヌカ(有永道場 Team Resolve)VS 沙門(コンキリオ)

 見事な勝利の後、ケージに登り雄たけびを上げる打威致選手

1R開始から打威致選手、親川選手の鋭い打撃が交錯する。打威致選手が前蹴りで突き放すと、親川選手はカウンターを狙う。親川選手のパンチの連打が打威致選手の顔面をかすめるが、打威致選手は冷静に対処し、飛び込んでの中段膝蹴りをヒットさせると、親川選手の体がくの字に曲がる。たまらずタックルに行く親川選手だったが、打威致選手が投げて上を取る。ハーフガードで防御する親川選手の顔面に肘を落として削っていき、ボディに膝蹴りを入れる。親川選手の力が抜けると、打威致選手がパウンドの連打を打ち下ろす。ここでレフリーが試合を止めた。またしても衝撃の勝利で、修斗フライ級トップ戦線に躍り出た。

  会場入りして笑顔を見せる打威致選手(写真左)とSOKO選手

SOKO選手、沙門選手ともに渾身の右の打ち下ろしを繰り出す。沙門選手のタックルをSOKO選手が切るとバックを取って、小さなパンチを当てていく。1R中盤に入ると中間距離から、両選手ともに右のパンチを狙う。ここまで互角の展開だったが、沙門選手の右フックがクリーンヒットし、SOKO選手がダウンする。すぐに防御の体制に入るSOKO選手に、沙門選手がヒールホールドを仕掛ける。極まったかに見えたが、ここは辛くもSOKO選手がしのぎスタンドに戻す。再びパンチをヒットさせてダウンを奪った沙門選手が、パウンドの連打でTKO勝ちした。SOKO選手にとって、ほろ苦いデビュー戦となった。

 このメンバーで会場入り。翌週、東京で試合をする柴村拓弥君(シヴァエフ選手)、通訳の方が東京から駆けつけてくれた。

 宮崎先生にバンテージを巻いてもらう。徐々に緊張が高まる。

 上田カイロプラクティックの上田先生に、古傷をケアしてもらう。

 アップでミットに突きを打ち込む打威致選手

 勝利の後、セコンドを務めた仲間たちと。勝利者インタビューでは、仲間を気遣い観客の笑顔を誘った。

 ケージを下りて、満面の笑みを浮かべる

 応援した仲間たちに駆け寄る

 いつもバックアップしていただく、いちょうの木クリニックの木藤先生と

 会場を出てフィリップ選手と。残念な結果になったが、すぐに前を向いた。底抜けの明るさが、SOKO選手の長所だ。

 両選手を中心に会場に駆けつけた仲間たちと

素晴らしい人間関係を築き、ともに歩んで行けるのが、この道場の誇るべき長所だ。本人の努力あっての勝利だが、信頼できる多くの仲間の支えがあってこそだ。もちろん敗れた選手、試合に出ない道場生も、素晴らしい結束の下、成長していける。この大会を機に、また一歩前進しよう。

大智君、見事な勝利おめでとうございます。フィリップさん、ナイスファイトでした。宮崎先生、上田先生はじめサポートして下さった皆様、応援に駆けつけて下さった皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を運営された修斗関係者の皆様に、この場を借りて心から御礼申し上げます。