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News.1 全日本キッズ/ジュニア修斗 小山 丈太郎が優勝 小山 朝太郎が準優勝!!

令和6年12月1日(日)神戸市王子スポーツセンターにて、主催:Jr.BORDER振興会・(一社)日本修斗協会 【Jr.BORDER】ACT.27CS 2nd 第8回全日本キッズ/ジュニア修斗選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、小山 朝太郎選手(有永道場 Team Resolve/ジュニア修斗 44kg以下級)、小山 丈太郎選手(有永道場 Team Resolve/キッズ修斗 キッズ6 32kg以下級)の2名が出場し、稽古の成果をいかんなく発揮して、丈太郎選手が優勝し、朝太郎選手が準優勝した。

 会場入り後、守り神シウバくんを手に笑顔を見せる丈太郎選手

丈太郎選手1回戦:パンチからローの打撃のコンビネーションから、両足タックルを仕掛けてテイクダウンを奪うと、有利なポジションをキープする。腕十字の体勢を作ると、腕十字固めを決めきった。

丈太郎選手2回戦:リズムのいいフットワークからローを当てる。タイミングのいい両足タックルでテイクダウンを奪うが、相手選手はクロスガードでパスさせない。ブレイクがかかり再びスタンドに戻ると、丈太郎選手が両足タックルで再度テイクダウンする。サイドポジションからマウントに移行して、腕十字固めで一本勝ちした。

丈太郎選手決勝戦:両選手ともにスピーディーなフットワークから、打撃で探り合う。相手選手の片足タックルでテイクダウンされるが、丈太郎選手が下から仕掛ける。これを嫌った相手選手が、スタンドに戻す。丈太郎選手が飛び込みながら足関節技を仕掛けると、足関節の取り合いになる。これをしのいだ丈太郎選手が腕十字固めから、三角絞めの体勢を作ったところで時間が来る。丈太郎選手が判定勝ちで、見事優勝した!

 初戦を控えた朝太郎選手。落ち着いた表情を見せた。

朝太郎選手1回戦:打撃の探りあい後、四つになる。テイクダウンして上を取るが、相手選手は下からがっちりクロスガードする。相手選手がクロスを解いてフックしてきた瞬間を逃さず、朝太郎選手がパスガードすると、すかさず腕十字固めをセットし、腕十字固めで一本勝ちした。

朝太郎選手決勝戦:相手選手のテイクダウンを許し、朝太郎選手が下から仕掛ける展開になる。決定的なポイントは許さず健闘したが、惜しくも判定負けとなった。だが、稽古の成果を十分に発揮し、成長の証を見せてくれた。

 決勝戦を控えて、リラックスした表情を見せる丈太郎選手。終始落ち着いて、試合を運んだ!

 決勝戦で敗れて、悔しそうな表情の朝太郎選手。だが、準優勝は立派の一言だ!

 優勝のカップ、メダル、賞状を手にして、会心の笑みを浮かべる丈太郎選手!

 準優勝の賞品を手にする朝太郎選手。悔しい準優勝だったが、一歩一歩成長している!

朝太郎君、丈太郎君、おめでとうございます!!引率された宮崎先生、大智君、小山さん、大変ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を主催された修斗関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

News.2 交流試合打ち上げ&忘年会&冬羽君・松本先生の祝勝会&森川先生の結婚祝い開催!!

令和6年11月30日(土)湯田温泉某所にて、交流試合の打ち上げ、忘年会、中国大会一般部で準優勝した冬羽君と九州大会壮年部で3位入賞した松本先生の祝勝会、もうすぐ結婚式を挙げる森川先生のお祝いを兼ねて、盛大な宴を開催した。

 乾杯が終われば、いつものように無礼講。大いに飲み、大いに食べて、たくさん笑いながら歓談した。

 20名を超える参加者が集い、親睦を深めた!

 稽古を共にするいつもの仲間と、先日開催した交流試合を手伝ってくれた仲間たちが、さらなる結束を深めた!

 宴会部長の仲山さんが、久しぶりに参加してくれた(^^)

 新しい仲間たちに加えて、宇部道場から中川さんも参加してくれた!

 宴が進むにつれて場所を移動して、色々な人と語り合った(^^♪

 会心の笑顔の西山さん!

 藤津さんも元気に参加して、仲山さんとのダブル宴会部長を務めてくれた(笑)

 一次会終了後に店の前で。この後、それぞれの目的の場所へと移動した。

宴に参加された皆様、大変ありがとうございます。お陰さまで私も楽しいひと時を過ごし、明日からの活力にさせていただきました。これを糧にして、また来週からの稽古と仕事に励みましょう!

News.3 新極真広島練成大会 籾山 遼玖と日坂 陽菜 新極真の牙城を崩せず!

令和6年11月24日(日)広島県立総合体育館 柔道場にて、主催:新極真会広島支部 2024広島県冬季練成大会が開催された。この大会に山口有永道場から籾山 遼玖選手(小学4年生男子の部)、日坂 陽菜選手(小学4年生女子の部)の2名が出場したが初戦で惜敗した。また出場予定だった後藤 獅門選手(小学6年生男子の部)は、怪我のため無念の欠場となった。

 アップの後、空手衣に着替える籾山選手。

初戦、この階級一番手の選手と対戦した。開始直後に上段前蹴りで技有りを取られてしまう。その後、下突きと膝蹴りで激しく攻め立てる相手選手に、得意の下段廻し蹴りで食い下がったが、無念の敗退となった。

 会場に到着し笑顔を見せる日坂選手

1回戦:体格で優る相手選手に、得意の前蹴りを仕掛ける。接近してからは、突きと廻し蹴りで攻め続けたが、相手選手のパワーに押されてバランスを崩してしまい、上手く回り込めない。本戦判定負けになった。

籾山選手、日坂選手ともに悔しい敗退だったが、この大会から学ぶことは多い。結果は出ずとも、両選手ともに一歩一歩前進している。しばらくは楽しんで稽古に取り組み、後輩たちの後押しをしてもらいたい。それもまた、成長へとつながるだろう。

 宇部道場から兄の真玖君、金重先生、ツバサ先輩らが駆けつけた!

 山口道場からは佐本先生、リョウマ君、タクマ君が応援に来てくれた!

 アップでシャドーをする日坂選手

 金重先生が持つミットを打つ籾山選手

 ツバサ先輩、タクマ君と笑顔で

 敗れた後、二人とも涙を流した。その涙が今後の力になるだろう

遼玖くん、陽菜ちゃん、負けはしましたが良く頑張りました。この試合に向けて稽古を続け、また一歩成長しました。これからも楽しく、時に厳しく稽古を続けていきましょう。二人とも道場に帰れば、実力者です。後輩たちの手本になって、道場を引っ張ってもらいたいです。

松本先生、金重先生、佐本先生はじめ保護者の皆様、応援に駆けつけていただいた皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、新極真会広島支部の大濱師範はじめ関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 押忍

News.4 毎年恒例 山口天神祭で獅子舞を務める ツバサ君初参加!

令和6年11月23日(土/祝)山口市の三大祭のひとつ、山口天神祭に参加し獅子舞を披露した。山口有永道場から森さん、伊本君に加えて、ツバサ君が初参加して活躍してくれた。

  当日、早朝の練習で地元大殿地区の子供たちを、熱心に指導する伊本君。大学生の頃、中国大会の開会式にて、大山倍達総裁の前で一糸乱れぬ獅子舞を演じて、拍手喝さいを受けた経験がある。

 森さん(写真左)と初参加のツバサ君。短時間で子供たちの人気者になったツバサ君は、人を引き付ける魅力がある。

 少しずつ人が増えてきた。

 商店街で山陰堂の竹原さんに会った。銘菓舌鼓は絶品だ。久しぶりの再会に笑顔で

 商店街でも大活躍!

  お旅所に神様をお連れして、各出し物を披露する。

 獅子舞を演じた子供たちと一緒に

極真時代からの恩人の依頼で、30年以上このお祭を手伝っています。もちろん恩返しの意味もありますが、毎年楽しく参加し、子供たちや地元の方々との交流を深めています。森さん、伊本君、ツバサ君、一緒に演じた子供さんたち、保護者の皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、お世話になりました山口天神祭の関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

News.5 プロ修斗 TORAO34

スピードファイター打威致が一本勝ち!!

HUMMER KATU ドローながら脅威のハンマーパンチで観客を魅了する!!

シヴァエフがカウンターの膝蹴りでKO勝ち!!

令和6年11月17日(日)KDDI維新ホールにて、主催:TORAO NATION STATE 認定:インターナショナル修斗コミッション 協力:毛利道場 / 有永道場 Team Resolve / (有)オフィスK プロフェッショナル修斗公式戦『TORAO 34』が開催された。この大会に山口有永道場から、水田 大智選手(打威致)、柴村 拓弥選手(シヴァエフ)、平岡 遼選手(HUMMER KATU)が出場し有永道場 Team Resolve の底力を発揮し観客を魅了した。

・フライ級(-56.7kg)5分2R:ニシダ☆ショー(BURST)VS 打威致(有永道場 Team Resolve)

・バンタム級(-61.2kg)5分2R:矢野 武蔵(パラエストラ愛媛)VS HAMMER KATU(有永道場 Team Resolve)

・ライト級(-70.3kg)5分2R:山下 康一朗(CARPEDIEM 福岡)VS シヴァエフ(有永道場 Team Resolve)

 試合後にお世話になっている、いちょうの木クリニックの木藤先生と笑顔で写る打威致選手。

打威致選手:1ラウンド開始から鋭い打撃で主導権を握る打威致選手。寝技で突破口を開きたいニシダ選手はタックルを仕掛けるが、防御した打威致選手が時折、肘打ちを交えたパウンドで削っていく。ニシダ選手の足関節も防ぎ、ここでもパウンドの有効打を加算する。ニシダ選手はスタンドの状態から引き込み、フロントチョークを狙うが、打威致選手が強烈なバスターで反撃する。パウンドでダメージを与え続けた打威致選手が、寝技でもスピードを落とさずバックを奪うとスリーパーホールドで一本勝ちを奪った!2試合連続で1ラウンドでの勝利となった打威致選手は、試合後にさらなる強者を求めて、ランカーとの対戦をアピールした。スピードファイター打威致が、またしても鮮烈な印象を残した!

  試合後に家族と写るハンマー選手。道場の仲間たちだけでなく、家族の協力の下、この試合に臨んだ。

HAMMER KATU 1ラウンド:一撃入魂のハンマーパンチを武器にプロの舞台で激戦を繰り広げるHAMMER選手が、プレッシャーをかけながらジリジリと前進する。矢野選手は距離を保ちながら、ローキックをコツコツ当てていく。後半に入ると矢野選手の蹴り終わりに、HAMMER選手が左右のフックで応戦する。このラウンドは足数が多かった矢野選手が、やや有利だった。続く2ラウンド:HAMMER選手が回転数を上げて、強烈な左右のフックで攻勢をかける。スタンドでの打撃戦を嫌った矢野選手が寝技に誘うが、HAMMER選手は付き合わない。スタンドに戻るとパンチの連打で主導権を譲らず、このラウンドは文句なしでHAMMER選手が制した。終了間際の火の噴くようなアッパーはヒットしなかったが、全体の流れはHAMMER選手だった。だが1ラウンドに安全運転したためか、1-0の判定で引き分けとなった。首をかしげるHAMMER選手だったが、強烈なハンマーパンチに大歓声が上がった。

 見事なKO勝ちで気勢を上げるシヴァエフ選手。前回のTKO勝ちから、さらにレベルアップした。

シヴァエフ選手 1ラウンド:得意の打撃を生かしてパンチをヒットさせるシヴァエフ選手。遠い間合いからの廻し蹴りと前蹴りも切れ味抜群だが、山下選手は蹴り足をキャッチしてテイクダウンを狙う。シヴァエフ選手はテイクダウンを許さず、片足タックルの体勢の山下選手にパウンドを当てていく。パウンドで削り続けたシヴァエフ選手が、このラウンドを制する。続く2ラウンド:前蹴りをキャッチした山下選手がテイクダウンを狙うが、それを許さないシヴァエフ選手が、パウンドを打ち山下選手を引き離す。すぐに両足タックルを仕掛ける山下選手に、シヴァエフ選手が膝蹴りのカウンターを合わせると、レフリーが試合を止めた。戦慄の膝蹴りで、目が覚めるようなKO勝利となった!

打威致選手、HAMMER選手、シヴァエフ選手の気持ちのこもった試合に、思わず鳥肌がたった!

 見事なKO勝利の後、ケージに登り雄たけびを上げるシヴァエフ選手

 スリーパーホールドでの一本勝ち後に、笑顔で写真におさまる打威致選手

 応援に駆けつけた中川さんと

 開場前にシヴァエフ選手と。河アさんも応援に来てくれた。

 見事な勝利の後、師匠の宮崎先生と

 大会終了後に笑顔で

 たくさんの仲間たちが、応援に駆けつけてくれた!

 最高の笑顔が選手を囲んだ!

支えてくれた多くの人たちや、対戦相手への感謝の気持ちを忘れずに、道場一丸となって成長し、武道精神を伝えていきましょう!

大智君、柴村君、見事な勝利、おめでとうございます。平岡君、感動の激戦をありがとうございます。選手をサポートしてくれた宮崎先生、上田先生、藤崎さん、八嶋君、昌也君はじめ、会場に駆けつけてくれた皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を主催された修斗関係者の皆様に、この場を借りて心から御礼申し上げます。

News.6 柔術 PEACE CUP FUKUOKA 06 堤 誠悟が健闘!

令和6年10月20日(日)福岡市総合体育館にて、ブラジリアン柔術大会『PEACE CUP FUKUOKA 06』が開催された。この大会に山口有永道場から、堤 誠悟選手(有永道場 Team Resolve/大人男性ギ/Blue/Adult/-64kg Light Feather)が出場し粘り強く闘ったが、初戦で惜敗した。

引き込んで下になった相手選手の仕掛けを、上になった堤選手が防御しながらパスガードを狙う展開になる。セコンドの藤崎先生の指示を堅実に守り終盤まで粘ったが、一瞬の隙をついた相手選手の三角締めで無念の一本負けになった。だが悔しさも含めて、ここから学んだことは大きい。若い力で着実に成長する堤選手の、今後が楽しみだ。

 試合中、藤崎先生のアドバイスに耳を傾ける堤選手

 試合後にこの表情。悔しさをバネに、さらなる努力を続けよう!

堤君、お疲れ様でした!引率された藤崎先生、ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を主催された皆様に厚く御礼申し上げます。

News.7 2024秋季(第36回)山口県下各道場交流試合開催!!

令和6年10月20日(日)維新大晃アリーナ武道館(維新百年記念公園)にて、主催:山口有永道場 フルコンタクト空手チャリティートーナメント2024秋季(第36回)山口県下各道場交流試合を開催した。17流派156名が参加し、山口有永道場からは14名(山口道場10名/宇部道場4名)が出場した。選手だけでなく各道場関係者の皆様が、武道の心を追求すべく、礼節を重んじお互いに尊敬の念を持って試合に臨んでくれたお陰で、武道の素晴らしさを十分に伝える大会になった。

小学1・2年生女子の部:優勝 梅田 乃々葉(拳心館) 準優勝 松田 菫(拳心館) 3位 吉光 莉菜(小柴道場) 4位 伊藤 文花(叡心会)

 梅田選手が力強い組手で、優勝を勝ち取った!

 

小学1年生男子の部:優勝 小川 海晴(護心流長迫道場) 準優勝 佐藤 朔也(護心流長迫道場) 3位 中西 洸稀(新極真会) 4位 原田 天晟(拳心館)

 決勝戦は同門対決となった。

 

小学2年生男子の部:優勝 河崎 力丸(叡心会) 準優勝 三好 修誠(拳心館) 3位 山根 詩大(兼清流) 4位 川原 凰毅(叡心会)

 河崎選手が上手さを発揮した!

 

小学3・4年生女子の部:優勝 弘中 結希乃(護心流長迫道場) 準優勝 山本 一華(和神會) 3位:日坂 陽菜(山口有永道場) 4位:河崎 桃羽(叡心会)

 弘中選手が実力者同士の決勝戦を制した!

 

小学3年生男子の部:優勝 阿波村 透司(新極真会) 準優勝 足立 絢翔(叡心会) 3位 迫田 遼太郎(叡心会) 4位 椎木 一歩(山口有永道場)

 阿波村選手が力強い組手で、頂点に立った!

 

小学4年生男子の部:優勝 近藤 巧(新極真会) 準優勝 黒瀬 玄師(新極真会) 3位 田中 敢揮(叡心会) 4位 山並 栄樹(日本円技眞道)

 テクニシャンの近藤選手が一歩抜け出し優勝した!

 

小学5・6年生女子の部:優勝 大石 紗華(兼清流) 準優勝 円城寺 茉歩(護心流拳友会) 3位 石井 もえ(小柴道場) 4位 永渕 曖樹(日本円技眞道)

 熱戦を制したのは大石選手だった!

 

小学5年生男子の部:優勝 冨本 雄聖(兼清流) 準優勝 石川 律(叡心会) 3位 橋本 進(護心流長迫道場) 4位 中嶋 大義(護心流長迫道場)

 冨本選手が威力のある突きと下段廻し蹴りを武器に優勝した!

 

小学6年生男子の部:優勝 福江 隼翔(護心流長迫道場) 準優勝 磯部 仁(叡心会) 3位 足立 悠陽(叡心会) 4位 後藤 獅門(山口有永道場)

 福江選手が長身を生かした膝蹴りを中心に、主導権を握り優勝した!

 

中学生女子の部:優勝 河村 実緒(志誠館) 準優勝 米倉 杏(叡心会) 3位 三千田 桃香(山口有永道場) 4位 花田 珠莉(叡心会)

 河村選手の上中下に蹴り分けるノーモーションの廻し蹴りが光った!

 

中学生男子の部:優勝 足立 陽葵(叡心会) 準優勝 信友 寛羽(拳心館) 3位 花田 劉斗(叡心会) 4位 佐本 凌馬(山口有永道場)

 足立選手がスピーディーなコンビネーションを武器に、この階級を制した!

 

高校生男子の部:優勝 平山 晴稀(日本円技眞道) 準優勝 永渕 斗樹(日本円技眞道) 3位 又賀 勇人(実践塾) 4位 松原 槍耶(拳心館)

 平山選手が同門対決を制して優勝した!

 

女子部:優勝 阿部 千尋(安原道場) 準優勝 服部 真裕(護心流長迫道場) 3位 片山 結稀(大喜館) 4位 光野 知葉(日本円技眞道)

 阿部選手が威力のある下段・中段廻し蹴りで、突きの連打で挑む服部選手を退けた!

 

壮年部A:優勝 原 弘幸(拳心館) 準優勝:円城寺 正法(護心流拳友会) 3位:山下 恭幸(拳心館) 4位:栗本 雅文(拳心館)

 かつて一般部でこの大会を沸かせた原選手が、久しぶりに出場した。強烈な下段廻し蹴りと、的確な下突きで頂点に立った!

 

壮年部B:優勝 黒木 叙夫(護心流長迫道場) 準優勝 横元 謙太朗(和神會) 3位 黒瀬 謙亮(新極真会) 4位 松尾 順一郎(日本円技眞道)

 見るものを熱くするどつきあいを制したのは、黒木選手だった!

 

一般部:鴨田 拓哉(山口有永道場) 準優勝:中村 竜太朗(拳心館) 3位:河村 奈雄(拳心館) 4位 内藤 督(日本円技眞道)

 伸び盛りの高校生たちが軸となって試合が展開されるなか、鴨田選手はフットワークを駆使して制空権を巧みに使い、下段・上段へと廻し蹴りを散らす。接近戦では胸元に直突きの連打をまとめて主導権を渡さなかった。どの試合も見ごたえのある内容だった!

見事入賞された選手も、惜しくも早い回で敗退した選手も、それぞれの持ち味を見せてくれました。なにより礼節を重んじて、相手を尊敬する気持ちを忘れずに試合に臨む姿が印象に残りました。参加された選手の皆様、ありがとうございます。審判、係員を務めた皆様はじめ保護者の方々のご協力がなければ、無事に大会を終えることは出来ませんでした。ありがとうございます。

最後になりましたが、今大会に参加された各道場の先生方はじめ関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 押忍

New.8 RISE WEST.23 藤原 昌也が無念のKO負け!

RISE Nova 渡邉 智成がKO勝ち!上田 新大が判定負け!

令和6年10月13日(日)西鉄ホールにて、主催:RISE WEST実行委員会 RISE WEST.23 が開催された。この大会に山口有永道場から、藤原 昌也選手が出場し格上相手に気迫を見せたが、無念のKO負けとなった。

スーパーフライ級(-53kg) 3分3R:旬ノ介(K-LIFE/KPKBバンタム級王者)VS 昌也(有永道場 Team Resolve)

同日同会場にて、アマチュアキックボクシング RISE Nova 福岡大会が開催された。この大会に山口有永道場から、上田 新大選手(有永道場 Team Resolve/トライアルBクラス-60kg/第34試合)、渡邉 智成選手(有永道場 Team Resolve/トライアルBクラス-65kg/第50試合)の2名が出場し、それぞれ持ち味を見せてくれた。上田選手は惜敗となったが、渡邉選手は上手さを発揮して、見事なKO勝ちを飾った。

 試合直前の昌也選手

プロデビューから2連勝した昌也選手に立ちはだかったのは、旬ノ介選手だった。実績のある格上を相手に、昌也選手がどこまで食らいつくかに注目が集まるなか、両選手ともにフットワークを踏みながら、牽制のパンチを出す。旬ノ介選手が破壊力のある廻し蹴りを中段、上段に叩き込み、自分の間合いで試合を進める。昌也選手は早いステップで踏み込んでパンチを狙うが、旬ノ介選手はステップバックでかわし、逆に鋭く踏み込み、アッパーのフェイントからストレートをヒットさせてダウンを奪う。辛くも立ち上がる昌也選手だったが、左上段廻し蹴りからの中段膝蹴りで再びダウンを奪われて、1ラウンド無念のKO負けとなった。

これまでの稽古を思い出し思わず涙する昌也選手だったが、ここまでの努力とこの試合から得た経験は、今後の昌也選手の成長を後押しすることだろう。まずはゆっくり休み、この試合のダメージを抜いた後、また一歩一歩前進することだろう。

 試合直前にリラックスした表情を見せる渡邉選手

渡邉選手にとって初めてのキックボクシング挑戦だったが、臆せず闘った。試合開始直後にパンチを被弾したものの、その後は冷静だった。ダッキングでフェイントを掛けてから、ストレート系のパンチを中心に攻め込む。打ち終わりのウィービングは、相手選手に的を絞らせなかった。徐々にペースを掴んだ渡邉選手がパンチをまとめると、相手選手がたまらずダウンした。デビュー戦は衝撃のKO勝ちだった。見事な勝利にもかかわらず、試合後は反省を口にする渡邉選手は、次の試合に向けてさらに奮闘してくれそうだ。

 バンテージを巻き気合が入る上田選手

上田選手にとっても、初のキックボクシングの試合だった。力強い右下段廻し蹴りと左中段廻し蹴り、左右のフックを中心に攻め立てたが、相手選手の左右のストレートを被弾してしまい、惜しくも判定負けとなった。だが元気あふれるファイトスタイルは、すがすがしかった。これからも目標を持って稽古に取り組み、少しずつ成長してもらいたい。

 宮崎先生、上田先生、大智君が、選手をサポートした!

 今回も上田カイロプラクティックの上田先生が、選手たちのケアを担当した。本当に心強い!

 試合を終えて、RISEの垂れ幕の前で

 勝利の賞状を手に笑顔を見せる渡邉選手!

 試合後、応援に駆けつけた友人たちに囲まれる昌也選手。ここまでの努力は、道場の誰もが認めている!

 もちろん道場からも、たくさんの仲間たちが来場し声援を送った!

智成君、見事な勝利おめでとうございます。昌也君、新大君、お疲れ様でした。負けはしたものの、心意気を見せてもらいました。選手につきっきりでサポートした、宮崎先生、上田先生、大智君はじめ応援に来てくださった皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、この大会を主催したRISE関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

News.9 全日本アマ修斗選手権でフィリップ ・ムザジタワンダ・チャカヌカが優勝!!吉村 大地が準優勝!!

令和6年10月6日(日)小田原アリーナにて、主催:(一社)日本修斗協会 全日本選手権実行委員会 第30回全日本アマチュア修斗選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、堀澤 義紀選手(有永道場 Team Resolve/ストロー級)、吉村 大地選手(有永道場 Team Resolve/ウェルター級)、フィリップ・ムザジタワンダ・チャカヌカ選手(有永道場 Team Resolve/ライトヘビー級)の3名が出場し見ごたえのある試合を展開した。

堀澤選手は初戦で惜敗したが、フィリップ選手が優勝、吉村選手が準優勝し、有永道場 Team Resolve の底力を見せてくれた。

優勝の金メダルを手に、笑顔を見せるフィリップ選手!

フィリップ選手の初戦、積極的にパンチで仕掛け間合いを詰めて組み合うと、浴びせた倒してマウントを取りボディパウンドを打つ。後半に入り上下が入れ替わると、固いガードポジションでしのぐ。終了間際にパスされたが、主導権を握った時間が長く、判定勝ちで決勝に進んだ。

決勝戦1R:ジャブからの強烈な右ストレートと右フックでプレッシャーをかけると、たまらず相手選手がタックルを仕掛ける。これを切ってバックを取ると、相手の動きに合わせてマウントを奪いボディパウンドを浴びせる。続く2Rもパンチで攻め込み、寝技でもマウントを奪いパウンドを上下に打ち分けて主導権を譲らず、初出場初優勝の快挙を成し遂げた!

 試合の合間に笑顔を見せる吉村選手。ウェルター級決勝戦で連勝記録が途絶えたが、選手層の厚い階級で快進撃を続け、価値ある準優勝を遂げた!

吉村選手の初戦、強烈な打撃を警戒したのか、相手選手は打ち合いに付き合わず、タックルを仕掛けて金網に押し付ける。吉村選手はテイクダウンされるたびに上手く立ち上がり、組み合った状態から細かいパンチと膝蹴りを返す。終了間際にはタックルに合わせてフロントチョークを仕掛ける。吉村選手の打撃と相手選手のテイクダウンとで評価が分かれたが、2−1のスプリット判定をものにして2回戦へと駒を進めた。続く2回戦もタックルでテイクダウンされたが、すかさずバックを奪うと流れるように腕十字固めの体勢に入る。ここは上手くしのがれスタンドに戻る。相手選手は再びタックルを仕掛けるが、上手く対応してバックを奪うとスリーパーホールドで一本を奪った。準決勝では序盤にテイクダウンを許しサイドを取られたが、上手く体を入れ替えて立つ。後半に入ると吉村選手が投げでテイクダウンしマウントを奪う。体を入れ替えられた後、三角絞めの体勢を作る。中盤以降、ペースを握った吉村選手が判定勝ちで、決勝戦に進んだ。

3分2Rで行われる決勝戦:両選手ともにキレのある打撃が交錯し、見ごたえのある試合になる。吉村選手はテイクダウンされた後も、上手く対応してスタンドに戻す。2Rに入り吉村選手がパンチでダウンを奪う場面もあったが、相手選手もすぐにタックルを仕掛ける。寝技でも攻守が入れ替わる好試合はドローになり、延長ラウンドに入った。延長戦ではやや疲れが見えた吉村選手が、相手選手の強烈はパンチを浴びてしまい、無念のKO負けとなった。ここで吉村選手の連勝街道はストップしたが、ここまで著しい成長を見せてくれた。まずはしっかり怪我を癒して、次の目標を定めてもらいたい。

 試合直前の堀澤選手

堀澤選手は打撃の探り合いから片足タックルを仕掛け、相手選手を金網に押し込む。投げられて下になると、相手のパウンドに合わせて三角絞めをセットする。一進一退の攻防だったが、終了間際に三角絞めを脱出した相手選手がパスして、袈裟固めに入る。惜しい判定負けになったが、大和魂を見せてくれた。

 今回も佐藤ルミナ先生のジムにお世話になった。佐藤先生、いつもありがとうございます!

 当日の朝、出発前におどけるフィリップ選手と堀澤選手

 会場で吉村選手と合流

 有永道場 Team Resolve から、2名が決勝戦に進む快挙を成し遂げた!

 決勝戦を前に集中するフィリップ選手

 決勝戦前の吉村選手。メンタル面も上手くコントロール出来たようだ。

フィリップさん、優勝おめでとうございます!吉村君、準優勝おめでとうございます!引率された宮崎先生はじめ、サポートされた皆様、大変ありがとうございます。最後になりましたが、佐藤ルミナ先生はじめ、この大会を主催された修斗関係者の皆様にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。

News.10 新極真中国大会 一般男子上級の部で後藤 冬羽が準優勝!!

壮年部Cで三善 泰洋が念願の優勝!!

令和6年9月22日(日)広島県立総合体育館小アリーナにて、主催:新極真会広島支部 第41回全中国空手道選手権大会が開催された。この大会に山口有永道場から、後藤 冬羽選手(一般男子上級の部)、佐本 孝憲選手(壮年部B/45歳以上〜55歳未満)、木花 煌選手(中学1年男子軽重量級/55kg未満)、井上 紗選手(中学2年女子軽量級/47kg未満)の4名が出場し、後藤選手が激闘の末、決勝に進出し準優勝した。佐本選手、木花選手は初戦で、井上選手は2回戦(準決勝)で敗退したが、それぞれの持ち味を発揮した。

また壮年部C(55歳以上)に出場した三善 泰洋(無所属)が、念願の優勝を遂げた。

 準優勝のトロフィーと賞状を手にする後藤選手

後藤選手は初戦で今井 海斗選手(新極真会広島支部)と対戦した。試合開始から激しく打ち合う。後藤選手の右の中段廻し蹴り、大きく右に回りこんでからの突きが有効打となり、本戦判定勝ちで2回戦に進んだ。2回戦ではモーリシャスからの刺客、ムハンマド・アリー・ムジャ・ヒード・ラルマモード選手(新極真会)と闘った。168cm 68kg の後藤選手に対し、ムハンマド選手は182cm 87kg とサイズが一回り以上違う。後藤選手はフットワークを駆使して早い出入りと回り込みを生かしてペースを取ろうとする。リーチを生かしたムハンマド選手の強烈な下突きに、下がる場面もあったが、終盤に多彩な蹴り技から、このところ威力を増した突きで応戦し、本戦で判定をもぎ取った。

準決勝には高校生のホープ、金乙 道輝選手(新極真会広島支部)が上がってきた。広島練成大会で苦杯をなめた相手だ。雪辱を果たすべく試合場に上がる。両選手ともにスピードあふれる技を繰り出し、好試合になるが本戦中盤以降、金乙選手が直突きの連打で後藤選手を押し込み主導権を握る。だが一瞬の隙をついた後藤選手の後ろ廻し蹴りが、金乙選手の頭部にヒットして技有りになる。この後、金乙選手が猛攻をかけたが、技有りを取った後藤選手が逃げ切り、決勝に駒を進めた。細身ながら切れ味抜群の金乙選手の突きは、凄まじかった。辛勝した後藤選手にとって、突き対策は今後の課題になるだろう。

決勝戦では同じく高校生の有力選手、濱野 宙選手(新極真会広島支部)と対戦した。濱野選手の持ち味は、変則気味の構えから、上下に打ち分ける突きの連打と膝蹴りだ。試合開始早々、後藤選手の胸骨にダメージがあると見た濱野選手が、猛然と突きの連打を仕掛けて技有りを2本取り、合わせ一本勝ちで優勝を成し遂げた。

この大会に向けて、厳しい稽古を続けた後藤選手の活躍は評価に値するが、同時に課題も見えてきた。年下のライバルたちに、追いつき追い越すためには、さらなる努力が必要だろう。まずは休んで怪我を癒してから、次の目標に向かって稽古に励んでもらいたい。

 ウォーミングアップでミットを打ち込む佐本選手。壮年部屈指の実力者、佐本選手はボクシング仕込みの突きの連打で激しく打ち合うが、相手選手の強烈な内股蹴りで何度か崩されて初戦で惜敗した。

 モモちゃんの付き添いで、試合を待つ井上選手。初戦は左右のステップを使いながら、中段廻し蹴りと中段突きの連打を駆使して、本戦判定勝ちで準決勝に進んだ。準決勝でも好試合を展開したが、上段前蹴りで技有りを奪われてしまい、ここで涙を呑んだ。

 試合前にリラックスした表情を見せる木花選手。スピードあふれるコンビネーションが持ち味だが、この日は空回りして初戦敗退となった。残念な結果だったが、この大会に向けて、道場の誰もが認める努力を続けてきた。ここからは、自ら考えることも必要だろう。

 念願の優勝を成し遂げた直後の三善選手。壮年部Cは2名のみの出場で、いきなりの決勝戦となった。得意の左の内股蹴りと右下段廻し蹴りを放つ三善選手に対し、渡辺 賢治選手(新極真会広島支部)は突きの連打で応戦し前進する。前半は渡辺選手のペースになったが、後半に入り逆に三善選手が突きの連打で前に出始める。ここから最後まで前に出続けた三善選手が、見事優勝した。

 会場に到着、応援に駆けつけた仲間たちと、試合場へと向かった。

 山口先生、大田先生らとアップを行った。

 道場の友人たちが、緊張をほぐしてくれた。

 準決勝前の金乙選手(写真右)と後藤選手。この笑顔の後、凄まじい試合を展開した。

 この日、初めての試し割りに臨んだ!

 宇部道場の高校生、真玖君と。いざ決勝戦へ!

 決勝戦を終えて、優勝を成し遂げた濱野選手と健闘をたたえあう。

 濱野選手と試合後の挨拶を終えると、これまでの努力が脳裏によぎったのか涙が溢れ出した。準優勝した後藤選手を中心に、道場の仲間たちと。

 後藤選手、三善選手とともに

 宇部道場の仲間たちも祝福した

冬羽(ツバサ)君、三善さん、おめでとうございます。佐本さん、紗ちゃん、煌君、お疲れ様でした。松本先生、大田先生、中川先生、金重先生はじめ応援に駆けつけていただいた皆様、保護者の皆様、大変ありがとうございます。勝った選手も負けた選手も、課題が見えたと思います。そこをしっかり見据えて、今後の稽古に励み、さらに成長していきましょう。最後になりましたが、新極真会広島支部の大濱師範はじめ大会関係者の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 押忍